2019/10/17 17:57
いつもアートブラウンBASE店をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
サイトを開設してから約半年になりますが、いまだBlogの更新がままならない日々が続き、皆様を退屈させてしまい、失礼します...
皆様にご満足いただけるような内容を発信できるかはわかりませんが、ご満足してもらえるような記事を!アンテナを張り巡らせおりますので、忍耐強く、気長にお待ちいただけると幸いです。
今日は、Donoが使用している革をもっと掘り下げてご説明しようと思います。
イタリア、トスカーナ州サンミニアートのタンナーで絶えず独創的デザインな革にチャレンジしているタンナーです。
アルプスの麓で自然に育てられた放牧の雄牛の原皮を使用しています。
イタリア植物タンニン鞣し協会に加盟しており、人体に有害されている化学合成化合物を使わずに革を鞣している、世界的にも希少なタンナーになります。
※こちらは「ピットなめし」といい、一定の場所にタンニンと革を漬け込み、時間をかけて革にタンニンを浸透させていきます。
時間とコストはかかりますが、革が美しく仕上がります、ヨーロッパで鞣される革の価値が高いのは、ただ高い訳ではなく、こういった裏付けが実はあるんです。
いくつもの工程を経て出来上がった革は、手に吸い付くような滑らかさと、温もりを感じさせます。
物が大量消費される現代において、Donoでは一過性の物ではなく、使い込む程に愛着の沸く、そんなレザーアイテムを作り、これからも皆様にお届けしたいと思っています。